留学前にお世話になった英語塾の留学カウンセラーのSさんから、「hicelloは音楽やテニスなどの他、日本語学科のTA、組織コンサルティングクラブなどの課外活動もいろいろしていて、勉強をあまりしていなかったのでは?」という疑惑を持たれていたようなので、今学期の成績について一筆、記しておきたいと思います。
今学期は4科目取っていましたが、最後の学期ということで全科目でマイナス無しのAを取って有終の美を飾りたいものだと密かに思っていました。
先週、ドキドキしながらオンラインの成績をチェックしました。全てAになったかな・・・と見ていったところ一科目、横に記号がついているものがあります。
よく見ると、A+(プラス)でした。「マネジメントとリーダーシップの実践(Practice in Management and Leadership)」の授業です。Grade GuidelineによるとA+は"Rare performance. Reserved for highly exceptional, rare achievement"とあります。私の所属する組織心理学科では、A+はアメリカ人でもなかなか取ることのできない成績です。最初の学期は授業についていけなくて落ち込んでばかりいた私ですが、最後の学期に帰国のお土産をもらってしまったみたいで、うれしかったです。
勝因は何かと考えたのですが、最後の個人プレゼンテーションとペーパーが良かったのかもしれません。
このプレゼンテーションは、マネジメントとして説得力ある発表の訓練をすることを目的としており、ビジネスに関連するトピックであれば内容は何でも良いということでした。そこで私は、「Warmbizとコスト削減を訴える日本の会社の部長」という設定で発表を行いました。
環境問題、地球温暖化、京都議定書、二酸化炭素の削減についてまず触れてから、Coolbizによる電力コスト削減・CO2削減の効果について実際の企業のデータを元にして発表し、Warmbizの促進を訴えました。
「このプレゼンテーションは、ひょっとすると京都議定書から離脱したアメリカ人に喧嘩を売っていることになるのでは・・・」とプレゼン前は少し心配していましたが、アメリカ人のクラスメートたちからは「新鮮で面白い」と良い反応で、大丈夫だったようです。私のプレゼン後、先生はちょっと苦い顔をしていたような気がしたのですが気のせいだったのかもしれません。
というわけで、Sさん!ちゃんと勉強も楽しみながらやっていましたよ~。