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New York Psychologist's Life

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浴風園コンサート

浴風園コンサート_d0004292_23134025.jpgずっと忙しくしているうちに1ヶ月が経とうとしています。今日、いつも横須賀基地のそばで外国人に混ざってヒップホップを踊っているというI先輩から「最近ブログ更新していないねえ~」と言われ、私も先輩を見習って身を軽やかにしなくては、と重い腰を上げた次第です。

もうだいぶ経ってしまいましたが、コンサートの記録です。

井の頭室内管弦楽団 第一回公演

日時:1月27日(日) 
場所:浴風園 大集会室
曲目:
W.A.モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジークより第一楽章
J.ハイドン 交響曲第101番「時計」より第二楽章
山田耕作 唱歌「この道」
ヴォーン・ウィリアムス グリーンスリーブスの主題による幻想曲
ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 作品21

養護老人ホームの浴風園で演奏会をしました。今回初めて演奏会をする出来たばかりの合奏団ですが、Mちゃんの紹介で参加させてもらいました。モーツァルトの誕生日ということもあってモーツァルトから始まりました。曲目は「この道」など懐かしく親しみやすい曲中心で、ほのぼのした良い演奏会でした。

写真:Mちゃんからいただいたお花
# by hicello | 2008-01-27 22:28 | 音楽

Molineチェロ・アンサンブル

Molineチェロ・アンサンブル_d0004292_22325552.jpg元シカゴ交響楽団奏者のドナルド・モリーン(Donald Moline)先生に師事する弟子たち10人が集まって、チェロ・クラスという集合レッスン形式の発表会がありました。前半は生徒のソロや二重奏で、後半は全員によるアンサンブルです。演奏曲目は以下の通り。


CELLO CLASS REPERTOIRE

SOLOS
Bach: Duo for Viola and Cello (from Anna Magdelena Bach Notebook)
Corelli: Sonata in D Minor, 1st movement
Vivaldi: E Minor Sonata, 1st movement
Breval: Sonata, 1st movement
Sammartini: Sonata in G Major, 1st movement
Sammartini: Sonata in G Major, 2nd movement
Sammartini: Sonata in G Major, 3rd movement
Vivaldi: Concerto for Two Cellos

ENSEMBLES
HANDEL: "GRAVE AND FUGUE" performed by The IBM Cello Trio
GRUETZMACHER: "CONSECRATION HYMS"
BACH: ”PRELUDE & FUGUE"
BACH: CHORALES FOR HREE BASSOONS: #4, #6, #11

私はソロはSammartiniのソナタ2楽章を演奏しました。和音がいっぱいで難しいのですが、とてもきれいなメロディの曲です。

後半には、IBMオーケストラの弟子3人でヘンデルのトリオを演奏しました。もともとはオルガンや古楽器などで演奏される曲がチェロ・トリオ用に編曲された楽譜ということです。

週末に3人で会社に来て3回ほど合奏練習をして、前日の最後の練習ではなかなか良い雰囲気に仕上がっていたのですが、本番はちょっと固めの演奏になってしまいました。2月23日のIBM室内楽演奏会でもう一回挑戦したいです。

それにしても、チェロ・アンサンブルは楽しいです。NHK交響楽団の茂木大輔さんの「オーケストラ楽器別人間学」という本によると、チェロ奏者には”仲間同士で群れたがる”人が多いということです。実際、どのオーケストラに行ってもチェロパートの人は何かと皆で集まっては盛り上がっていたり、仲良しなことが多いような気がします。楽器がカバーする音域が広いので、1000人という大人数でも、高音のメロディから低音の伴奏まで複数のグループに分けて合奏が楽しめるという楽器の特性もあるかもしれません。

また学生のときのように、12人のチェリストによるKlengelの賛歌などをそのうち演奏できたらいいなぁと思います。

写真:チェロクラスの様子
# by hicello | 2008-01-20 22:33 | 音楽

一人の奏者が世界を変える

一人の奏者が世界を変える_d0004292_22425283.jpg1月14日(祝)にマロニエコンサートの本番がありました。曲目は、シューベルトの弦楽合奏版「死と乙女」、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番。ソリストは安芸彊子先生で、指揮は藤澤一彦先生でした。

「死と乙女」は、劇的な曲想もあってか張り詰めたような緊張感のある演奏でした。休憩が終わってピアノ協奏曲の演奏が始まって、安芸先生のピアノの音が入った途端にフワッと心地よい風が入ったみたいな安心感に包まれました。あとで他の弦楽器奏者にも聞いてみたら、やはり同じような軽やかな気分になって楽しく演奏していたようです。

普段オーケストラで演奏しているときにもたまに感じるのですが、心に響くような良い音色のソロのメロディが聴こえてくると、オーケストラ全体がつられて良い音楽になってしまうことがあります。ぼんやりと薄暗かった世界の色が、そのソロの音色が聴こえた途端に一瞬にして鮮やかな色彩に変わってしまうような感覚です。たった一人の奏者が数小節登場しただけで取り巻く世界を変えてしまうところが、音楽の魅力の一つなのだろうと思います。

写真:演奏を聴きに来てくれた友人たちがくれた花束。ありがとうございました。
# by hicello | 2008-01-17 23:35 | 音楽

ジャズを聴く

ジャズを聴く_d0004292_2257237.jpg音楽仲間のTさんの所属するリラクシンというジャズバンドのライブを聴いてきました。場所は用賀にあるキンのツボというライブ居酒屋です。

普段はバイオリンでクラシックを演奏しているT氏がジャズ・ピアノを演奏されていたのですが、伸び伸びとした音色で滑らかに自由自在にメロディを奏でていて、まるでプロのような演奏でした。T氏は大学時代は4年間ジャズ・サークルで活動していてジャズ・ピアノ暦は25年とのこと、納得です。また今回は特別ゲストでチェロ、クラリネット、バイオリンも加わって演奏するなど、多彩なプログラムでした。

最近は、会社のオーケストラの中でジャズ同好会が発足したり、友人の旦那さんがジャズピアニストだったりしてジャズを聴きに行く機会が増えているのですが、演奏者の語りが入ったりしてリラックスした雰囲気で楽しめる演奏もいいなぁ~と思います。
# by hicello | 2008-01-12 22:53 | 音楽