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New York Psychologist's Life

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燕岳の花と鳥

d0004292_2373113.jpg燕岳山頂から見える景色は、急な斜面があったり、ゴツゴツと角ばった岩肌が見えていたりと、力強い迫力に満ちていましたが、そこに住む動物や植物は、洗練されていてかわいらしいものが多かったように思います。

d0004292_23113814.jpgここでは頂上付近で見つけた植物を幾つか紹介します。 なんと言っても有名なのが、コマクサです。お花の妖精のような形をしていて、独創的な花です。タコ型の宇宙人のようにも見えます。どうしてこんな形になったのか不思議です。

d0004292_2321768.jpgコマクサは、このような、白い石の粒で覆われた斜面にポツポツと生えています。水が少ない頂上付近の一部にしか咲いておらず、他の高原植物とは群れずに単独でいるところに、孤高の気品を感じさせます。

d0004292_23133426.jpgトウヤクリンドウ。最初はまだつぼみの状態なのだと思っていましたが、実はこういう形の花でした。「この花、まだ咲いてない」なんて言ってしまって、ごめんね(笑)。
この花の葉は苦く、胃腸薬として使われたことから、「当薬」の名がついたそうです。

d0004292_2315095.jpgコケモモの花。小人のベルのような形をしていて、かわいらしい花です。

d0004292_23155486.jpg山頂付近は鳥の声が沢山聞こえました。近くに来た鳥です。

d0004292_23189100.jpgカメラをズームにしてみました。頭に黒い帽子を乗っけているみたいです。ペタッと張り付いた髪の毛のようにも見えます。

d0004292_23243851.jpg連なる山々を背景に、三脚を使って山の写真を撮っている人たち。ここでパラグライダーで飛べたら、気持ちがいいんだろうなあ。
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by hicello | 2006-09-28 23:35 | 自然・旅

燕岳山頂の風景

d0004292_2112214.jpg2日目の朝日。今日は燕岳の頂上を目指して出発します。

d0004292_2132719.jpg遠方にある槍ヶ岳を目指す一行は、明け方前から出発していました。燕岳の山頂は山小屋のすぐ傍にあるので、のんびりと朝の風景を楽しむことにしました。

d0004292_214452.jpg雲海が見えます。一面の雲で下界の様子が分かりません。下界にいる人にとっては「曇り空」ですが、山の上にいる人にとっては「晴れ」に見えていると思うと、何だか面白いです。

d0004292_217521.jpg段々と空が明るくなってきました。いよいよ出発です。

d0004292_2174129.jpg朝露をのせた葉が光っています。

d0004292_218451.jpg青空に聳え立つ北燕岳。

d0004292_2194677.jpg雲が山の上に向かって移動し始めました。

d0004292_2204142.jpg不思議な岩を発見。これは本当に日本の山なのでしょうか・・・?

d0004292_2264071.jpg振り返ると、燕山荘が遥か遠くに見えます。

d0004292_224089.jpg燕岳2763メートルの頂上に到着。
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by hicello | 2006-09-26 02:29 | 自然・旅

燕岳山頂の山小屋

d0004292_0545532.jpg燕岳山頂に到着すると、色とりどりのテントが見えてきました。テントに宿泊する人は、野外宿泊用の器具を担いで山に登るので、登山歴が長くて山に慣れている人たちが多いようです。テントの方が山小屋よりも宿泊費はお得だそうです。


d0004292_103018.jpg私は山頂の山小屋(燕山荘)に宿泊しました。頂上には200人近くいるかと思われるほど、大勢の人で溢れかえっていました。皆、仲間で集まってビールを飲みながら騒いだり、リラックスした様子です。


d0004292_058737.jpg山小屋の中は、写真のように2段重ねの寝台車のような造りになっています。3畳ほどのスペースに6人が詰め込まれ、鰯の缶詰のように隣の人と肩が触れ合うくらいの距離で体を伸ばして横に並んだ状態で眠ります。

頂上に着いた頃は汗びっしょりになっていましたが、山の水は貴重な資源のため、山小屋でシャワーを浴びることはできません。代わりに水に浸して絞ったタオルで体を拭きます。歯磨きに使う水も節約しながら使いました。こんな状況を経験すると、普段の便利な生活の有難みがしみじみと実感できます。

d0004292_1419100.jpg夜は、夏の特別イベントである燕山荘クラシックコンサートがありました。鈴木メソッドの音楽教室で弦楽器を学ぶ生徒さん達による演奏です。曲目は、モーツァルトのディヴェルティメントや、バッハの管弦楽組曲などの他、「津軽海峡冬景色」や「見上げてごらん夜の星を」などの歌謡曲もあって多彩でした。最後には、観客も一緒に早春賦の合唱に加わって楽しむことが出来ました。次の日は早朝から燕岳の山頂を目指します。
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by hicello | 2006-09-26 01:20 | 自然・旅

燕岳の植物たち

d0004292_05452100.jpg8月下旬に燕岳に登りました。燕岳は標高2763メートルで、北アルプスで一番早く頂上にたどり着ける山の一つです。約5時間ほど歩くと、見晴らしの良い北アルプスの景色を一望することができます。

d0004292_02844100.jpg燕岳の頂上の景色も素晴らしいですが、登山の途中でさまざまな高山植物も楽しめるところが魅力です。ここでは山登りの途中で見かけた植物を紹介します。

d0004292_0294578.jpg赤い実。葉の様子からすると、ユリ科のタケシマランのようです。

d0004292_0402010.jpg燕岳には黄色い花が沢山ありました。この花はキク科のキオン。

d0004292_0465273.jpgキク科のヤマハハコ。山地の日当たりのよいところが好きな花。

d0004292_047755.jpgバラ科のミヤマダイコンソウ。高山の岩場に群生するそうです。

d0004292_0475697.jpgオヤマリンドウ。上品な貴婦人といった感じです。

d0004292_0481539.jpgフウロソウ科のハクサンフウロ。植物図鑑によると山地の草原に群生するそうですが、このときは一輪だけ咲いていました。

d0004292_0483789.jpgタデ科のイブキトラノオ。花穂がトラの尾の形をしていて、伊吹山で最初に採られたことから名づけられたそうです。

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ウサギギク。一対の根生葉をうさぎの耳に見立てたことが名前の由来だそうです。

d0004292_052119.jpgオトギリソウ科のミヤマオトギリ。信州に多いことからシナノオトギリとも言われるそうです。赤いつぼみとセットになっているところが、可憐でかわいい!

d0004292_0524343.jpgミヤマコウゾリナ。高山のやや乾いた草原に生える花です。

d0004292_0531046.jpgこの青紫の花は頂上近くに沢山咲いています。最初に見たときは色の鮮やかさに目を奪われてしまいました。しかし、実はこの花はキンポウゲ科のツクバトリカブトという品種で、毒を持っています。地下にある根っこが毒矢や薬草に使われるそうです。美しい花には毒(棘)がある?

d0004292_0533863.jpgこのフワフワとした花は、バラ科のシモツケソウです。群生した花が風に揺れている様子を見ているだけで幸せな気分になってしまいました。こんな感じで植物を楽しみながら山に登っていたら、頂上に付く頃にはすっかり夕暮れ時になっていました。
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by hicello | 2006-09-20 01:47 | 自然・旅