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New York Psychologist's Life

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カテゴリ:未分類( 29 )

ロボット・ボランティア

d0004292_23123716.jpg夏休みシーズンということで平日にボランティア休暇を取って、会社主催のボランティア活動に参加しました。会社のボランティア活動には幾つか種類があるのですが、私が今回参加したのはITキャンプと言って小学生や中学生を対象にITの魅力を知ってもらうために、米国をはじめ世界中のIBMで開催されているプログラムです。各自1台ずつの車のロボットを組み立てて、車輪を動かすプログラミングをしてロボットにインプットしてコースを走らせます。

d0004292_23145868.jpg夏の時期は月に数回、各地の小学校に訪問をして実施していますが、今回は聾学校の生徒たちがキャリアプログラムの最終日のイベントとして、会社の事業所に訪ねてきました。私は今回初めて参加しましたが、今まで聴覚障害者の方とお話したこともなかったので、とても新鮮な体験となりました。

d0004292_23171088.jpgロボットの車の組み立てやプログラミングは事前に予行演習をしていたので大丈夫でしたが、やはり一番苦労したのは子供たちとのコミュニケーションでした。話しかけても相手には伝わらない、ということで必死に身振り手振りで伝えようとしますが、ジェスチャーだけではなかなかうまくいかないことが身にしみて分かりました。
また不思議なことに「日本語が伝わらないのだ」と思うと、自分の脳の回路が勝手に英語に切り替わるらしく、ふと気がつくと英語で話しかけたり返事をしてしまいそうになったりして、これには自分でも驚きました(笑)。

d0004292_23192928.jpg聴覚障害者の社員の方の話によると、手話を知らない健常者が聴覚障害者に話しかけるときは、ジェスチャーよりも筆談の方が伝わりやすいということです。次回、聾学校の生徒たち対象のボランティアに参加するときはメモを持参したいと思います。

d0004292_23194084.jpg車を走らせるコースはL字やM字などの形で、コースをクリアするごとに曲がり角が増えて難度が増していきます。コース通りに車を走らせようと走行距離や回転の向きを変えたり、左右の車輪の回転速度を微調整したり、何度もプログラミングを変えて一生懸命トライする子供たち。子供たちがコースをクリアするごとに一緒になって喜んだりして、子供たちから前向きなパワーをもらった一日でした。


参考サイト:昨年(2007年)のITキャンプ
http://www-06.ibm.com/jp/edu/events/IT_Camp2007/index.html
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by hicello | 2008-08-08 22:27 | 未分類

小さきもの

d0004292_21531332.jpg2ヶ月前に、妹の赤ちゃんが生まれました。最近は笑うようになって本当にかわいいです。ほっぺをつついてみたり、足をくすぐってみたり、小さな手を観察したりして楽しい♪もうすぐ兄夫婦の子供も生まれるので今年の我が家は随分賑やかになりそうです。

何も何も小さきものはいとうつくし(枕草子)
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by hicello | 2008-04-28 21:29 | 未分類

山の上から下りてきた猿

d0004292_23324019.jpg東京はニューヨークよりお洒落な人が多いと思います。しばらく東京の街を歩いていて「これはマズイ・・・。」と思い、今日は服を買いに行きました。

アメリカで2年間の学生生活を過ごしていくうちに、気がついたらジーンズとTシャツ、お化粧もカジュアルにというアメリカの大学生にすっかり溶け込んでしまっていました。

大学の周辺にはスカートをはいている女の子も少なかったので、何となく着にくかったこともあります。気にしないで好きな服を着ていても良かったのかもしれませんが・・・。東京に久しぶりに帰ったら、周りとのギャップに愕然としてしまいました。

「”山の上から下りてきた猿”じゃないんだから、もうちょっとお洒落をしたら?」と母に言われ、「うーん。確かに、猿かもしれない(笑)。」と我が身を見つめて納得してしまう自分がちょっと情けないです。これからちょっとリハビリしようと思います。

ちなみに写真は、野生の猿ではなくてグランド・ティトン国立公園で出会ったバイソンです!
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by hicello | 2006-06-05 23:38 | 未分類

卒業式グッズ

月曜日から水曜日まで大学のBookstoreで卒業式フェアが開催されていたので、卒業式のためのガウンなどを購入しました。

フェアではガウンの他にも、Columbiaの校章入りの指輪や文房具なども売っています。クラスメートと一緒に見に行って、ガウンと卒業証書を入れるための額縁を買いました。日本の場合、卒業証書をもらった後は筒に入れたまま保管する人が多いと思うのですが、アメリカでは大学の卒業証書を額縁に入れて飾る習慣があるようです。

アメリカの習慣に倣って、卒業の記念に額縁を買ってみることにしました。校章の金の円形の浮彫りの飾りが入っている光沢のある赤紫色の木製の額を買いました。さすがアメリカ、額縁もビッグサイズです。最初に見たときは、その大きさに思わずびっくりしてしまいました。

額縁を見ながら、「果たして日本に帰国した後、狭い日本の家に飾れるだろうのか・・・」と一抹の不安が頭をよぎりましたが、「将来、この額が似合うような広い家に住めるといいな♪」と気楽に考えて、購入することにしました。

この1年半、留学生活をたっぷり満喫してきたように思います。卒業して日本に戻って働くのが楽しみになってきました。
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by hicello | 2006-03-22 15:07 | 未分類

アメリカの高校生の家庭教師

今週からアメリカの高校生の日本語の家庭教師をすることになりました。高校で英文学の教師をしているルームメイトから、日本語を学びたいという高校生Ronaldを紹介されたのがきっかけです。

彼は日本の漫画に興味があって、将来は日本に留学してアニメを学んでからアメリカに戻ってビジネスをしたいという夢をもっているそうです。Ronaldは初めは独学で日本語を勉強していたのですが、いろいろ疑問点が出てきてしまったため、日本人の個人レッスンを受けたいと思ったそうです。

図書館の部屋を予約して、まず彼が独学で使っている教科書をもとに単語の意味や発音から見ていくことにしました。その教科書は、日本語と英語の絵本のようになっていてとても分かり易い構成になっています。40Pほど復習しました。ひらがなは完全にマスターしているようです。独学でここまで勉強しているとは大したものです。

1時間勉強した後、SIPA(公共政策大学院)で開かれる日本勉強会のLanguage Tableに途中から一緒に参加することにしました。日本語を学ぶ外国人と話をするいい機会です。

コロンビアの日本語学科で3-4年勉強してきた生徒が何人か参加していました。彼らは日本に住んでいた経験もあり、本当に日本語がペラペラなのでびっくりしてしまいます。そのうちの一人が語学の学習についてRonaldにアドバイスをくれました。

「語学を学ぶには、何よりも学びたいという気持ち、ハートが大事だよ。」

最近、授業の課題をこなすのに一生懸命で、英語力向上のための勉強はしていなかったのですが、一つ一つの言葉を大切にする姿勢を忘れてはいけないなと自らを振り返る良い機会となりました。
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by hicello | 2006-02-10 13:47 | 未分類

お医者さんへ行く

私は病院に行くのが苦手です。診察を受けるときの聴診器が肌にあたる冷たい感触や、待合室でじっと待った挙句にお医者さんから、「病状は大したことないですね。はい、終わり。じゃ、次の人~。」とさらりと言われてあっという間に診療室を出るあのむなしい感覚が嫌で、余程のことがない限り病院には行かないで、市販の薬で治すようにしています。

しかし今回は、流行の風邪にかかって2週間以上たっても咳が止まらないので、とうとう観念してお医者さんに行くことにしました。アメリカのウィルスは強力なのか、日本の薬はあまり効き目がないようです。

コロンビアのJohn Jayホールにある診療所へ行きました。大学の保険があるので治療費は薬だけで済むのが嬉しいところです。

女性の先生が出てきて、喉の様子を見たり、体温を測ったり、肺活量を調べたり、いろいろ丁寧に見てもらいました。日本と方法が一つ違っていたのは、聴診器をあてるときに、服の上から背中にあてて調べていた事です。日本では服を脱いでお腹と背中の両方を聴診器で調べるのが普通だと思うのですが、どっちが正しい方法なのでしょう?聴診器の冷たい感触が苦手な私には、アメリカ式の方が嬉しかったです。

また、コロンビアの診療所でもらった風邪に関する注意事項のパンフレットを読んだところ、「熱があるときは体温を下げるために、冷たいシャワーを浴びてください。」とありました。

一方で、日本では「熱があるときはお風呂に入らないように。」と言われます。シャワーだけで済ませるアメリカ人と、温かいお風呂にゆったりつかる日本人の習慣の違いから、指示に違いが出てくるのかもしれませんが・・・。

今週は、毎日を健康に過ごせることの有難みを感じる一週間でした。体調が悪いと弱気になってしまって、本来の自分なら積極的に挑戦するようなことが出来なくなってしまったりします。睡眠時間を削っても壊れない頑丈な体をいつも当然のように思っていましたが、実はとても恵まれていることだったようです。
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by hicello | 2006-01-30 15:43 | 未分類

いつも傍にある幸せ

d0004292_15333864.jpgメーテルリンクの「青い鳥」の寓話にあるように、人は遠くにある幸せばかり追い求めてしまい、意外と身近にある幸せには気がつかないものです。今日はそんな教訓を味わう出来事がありました。

いつも勉強机の傍らに置き、必要なときに単語を調べるのに使っている電子辞書がなくなってしまったのです。

「そういえば、木曜日あたりから使っていないような気がする・・・。」

いろいろ記憶をたどったところ、水曜日の午後以降に無くしている可能性が高いことが分かりました。教室に置き忘れたのか、いろいろ水曜日の自分の行動を振り返ってみたのですが、どこかに置き忘れたという記憶はありません。今週は少し風邪気味で頭の働きが鈍っていたこともあり、うっかりどこかに落としたのかもしれません。

「電子辞書をもっと大切に思って、カバンに入れたかどうかをいつも確認していれば、落とすこともなかったかもしれない。」

最近、電子辞書があることを当たり前のように感じて、粗雑に扱っていた自分を反省しました。いつも身近にあるものは、失ってみてから初めてその大切さに気がつくものです。

とりあえず電子辞書を探すのは諦めて、月曜日に学校のオフィスに落し物がないか問い合わせをすることにしました。もしそれでも見つからなかったら、NY紀伊国屋で新しい辞書をまた買わなければならないかもしれません。そう思うとちょっと気が重くなりました。

d0004292_15351448.jpgとにかく、しばらく辞書のことは忘れることにして音楽をかけながら他の用事を始めることにしました。一つ一つ用事を片付けながらふと棚に乗せていた箱を開けると、なんと私の電子辞書がすました顔をして箱の中に鎮座しているではないですか!

その箱は普段は使わない整理用具箱なのですが、水曜日に慌てて用事を済ませたときに、他の物と一緒に電子辞書も入れてしまっていたようです。

電子辞書「いつも傍にある幸せに気がついてね。」

と電子辞書に教えてもらった出来事でした。
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by hicello | 2006-01-29 06:30 | 未分類

ヘアーカット in NY

年末大掃除をしていたら、何もかもスッキリさせたくなって衝動的に髪を切りに行くことにした。「地球の暮らし方ニューヨーク」で美容院の情報を調べて、夕方にカーネギーホールの近くの日本人美容師が経営する「Sumiko」という名前の美容院へ向かった。

アメリカ人美容師の店に挑戦してみようかとも思ったが、変な髪形になりそうで勇気が出なくてやめてしまった。

留学してから髪を切りに行く回数がめっきり減っている。実は今回は夏に日本で髪を切って以来久しぶりの美容院である。

今回のヘアーカットでは、後ろ髪はレイヤーが入って少し大人っぽくなったのだが、前髪は切りすぎて小学生のようになってしまった。

家に帰ったらWei-Yaに「若く見えるよ。」と笑われてしまった。前髪の失敗はいつものことなので気にしないことにしよう。
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by hicello | 2005-12-30 12:37 | 未分類

ニューヨーク地下鉄のストライキ

とうとうニューヨークの地下鉄・バスのストライキが始まってしまった。当初は週末から始まるかもしれないと言われていたので、私のオーケストラのコンサート本番と重なる可能性があって冷や冷やしていたのだが、運良く火曜日に延期されることになった。

結局、昨日の夜にMTAと労働組合の交渉が決裂して20日夜12時からストライキに突入してしまった。

今日、Chinatownへ中国語を教えに行ったルームメイトによると、ダウンタウンで働く人は皆交通手段を失ってしまい、道路でタクシーを拾うのも困難な状況だったらしい。やっとタクシーを拾ったときには、「短い移動距離でも初乗り料金は一人一律10ドル」と言われ、4人で乗って40ドルと普段の倍以上の額を支払ったそうだ。

コロンビア大学は生徒が通学できるようにバスなど代替の交通手段を提供するなど特別体制をとって対応している。私は試験勉強で大学の周辺しか出歩かないので特に困らないのだが、ダウンタウンで働いている人や、この時期にニューヨークに観光に来ている人は、自由に移動ができなくてかわいそうだと思う。

25年前にニューヨークでストライキがあった時には、11日間も続いたらしい。今回、25年に一度しかないイベントにちょうど遭遇してしまったことはある意味、ラッキー(?)なのかもしれない。

組織心理学科のプログラム・マネージャーから25年前のストライキの映像が見られるCBSNewsのWebサイト、"CBS2 Classics: 1980 Subway Strike"が送られてきた。

早速一つ目の動画を見てみる。なんと驚いたことに、Burke教授がインタビューに答えているではないか。Burke教授は組織心理学科の看板教授である。今は白髪で威厳のある教授だが、この頃はまだ眉毛の色も茶色くて若い。教授の専門は組織開発だが、ニュース映像の中では「組織のストレスに関する専門家」と紹介されていたのも何だか奇妙でおかしかった。

クリスマスまでにはストライキが解決するといいなぁ。
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by hicello | 2005-12-20 09:25 | 未分類

ここが変だよ日本人

d0004292_17403384.jpg私が講師を担当している日本語リスニングクラスは、今日が今学期最後の授業だった。1セメスター毎週のように顔をあわせていると、だんだんとそれぞれの生徒の性格が分かってくる。一生懸命真面目に時間をかけて取り組んでいる生徒もいれば、手際よく課題を終えた後、次の授業のことが気になるのか落ち着かない様子の生徒もいる。

クラスにいる何人かの生徒に専攻を聞いてみたところ、経済学部だったり、SIPAやLaw Schoolだったりと必ずしも東アジア学部に所属する生徒だけではないようだ。

コロンビア大学の日本語クラスの1年生は週3日、通常の文法の授業とListeningクラスなどを組み合わせて密度の濃い勉強をしており、半年のうちにかなりのレベルまで到達する。ここで日本語クラスを取った生徒のうち、何割くらいがその後も日本語を使い続けるのだろう。これだけ上達しているのだから、出来たらそのまま日本語を使い続けて欲しいなぁと思う。

日本語のリスニングクラスでは、毎回のレッスンの最後に必ず日本語の短いビデオを見ることになっている。日本人の日常生活を紹介している5分程度のビデオである。生徒の提出する課題には、毎回、このビデオの感想を書く欄が用意されている。

問題用紙には「ビデオを見て、自分の国の文化と比較して、違いについて書きなさい。」という指示があって、生徒が気がついた点について自由に書けるようになっている。この欄を読んでいると、日本人が気づかない視点が沢山あって面白い。

例えば今まで読んだコメントの中に、以下のようなものがあった。

・日本の店員はいつもお客さんにお辞儀をしていて、態度も礼儀正しい。(この「日本人は礼儀正しい」という感想がいつも一番多かった。)

・日本人は引っ越してきたときに隣人に贈り物をあげるが、アメリカ人は隣人に挨拶をするだけである。(確かに、日本人は贈り物・お土産好きだと思う。)

・日本人は贈り物をあげる前に中身を言う。(中身は言わなくても、「大した物ではない」と謙遜することはよくありますね。)

・道で会ったときに「どこに行かれるのですか?」と相手の行き先を尋ねるのは、プライバシーの侵害である。(気をつけよう・・。)

・道で会った時に、アメリカ人は「How are you doing? Pretty hot day, huh?」などのスモールトークをするが、日本人はしない。(このスモールトークは、私もアメリカに来たばかり頃は慣れなくて困ったものである。この習慣はアメリカ人流の礼儀作法なのかもしれない。)

・「Bye」と言わずに電話を切るのは失礼である。(そうだったんですか?!知らなかった。。)

・ビデオの中の日本人は道路を掃除していたが、アメリカ人は、道路の掃除はしない。(いつも箒で道を掃除しているバカボンの「レレレのおじさん」は、アメリカ人にとっては理解できない超変人キャラクターなのかもしれない。)

・日本のATMは言葉をしゃべる。(そう言われてみれば、変ですね。)

こうして違いを並べてみると、随分沢山あるものだ。日本人が当たり前と思っていることが、実は外国人から見ると奇妙に映っていたりする。またアメリカ人と日本人では、プライバシーやマナーについての考えが微妙にずれているようだ。

写真:Columbia大学の校舎(11月初旬頃に撮影)
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by hicello | 2005-12-08 03:52 | 未分類