ナイアガラの旅へ出発。メンバーはクラスメートの3人Dennis、Qing、Ju HeeとTC同級生のHiro。中国系旅行会社のバスで2泊3日の旅である。
朝の6時に起床して、7時に寮の玄関ロビーで待ち合わせてチャイナタウンへ向かう。バスツアーの集合場所はチャイナタウンの中のBowery Streetだ。バスツアーなので社内ではゆっくり眠ったり、DVDを見たりしてのんびりと過ごした。
最初は、コーニング・ガラス博物館(Corning Museum of Glass)へ。アメリカ国内でも最大級のガラス博物館ということだ。古い時代のエジプトやヨーロッパの作品から現代のものまで幅広く展示されている。
館内にあるGlass Factoryではガラスの花瓶をつくる実演ショーを見学した。職人さんが、棒の先にあるガラスの玉を火に炙ってはくるくると回している。手袋をせずに作業しているので、万が一失敗してやけどをしないだろうかと冷や冷やした。
お土産屋さんで7色に色が変化するガラスのペンライトを購入。色の変化が楽しくて、バスの中でつい遊んでしまった。眺めていると飽きない。Ju HeeとDennisもつられて買っていた。
途中で夕食をとり、バスで3時間ほど揺られてやっとナイアガラの滝へ。あたりはすっかり暗くなってしまった。今日はアメリカ側にある宿に宿泊してナイアガラの滝を見る。夜のナイアガラは、赤や黄色、青、紫、ピンクなど数分おきにカラフルにライトアップされてとても素敵だった。
旅仲間のQingは「白が一番いいね。」と言っていた。滝の形がシンプルにくっきりと浮かび上がる様子が気に入ったようだ。水しぶきが雲のように立ち上っていて幻想的で吸い込まれるような風景だった。
一般的にナイアガラの滝として良く知られている馬の蹄鉄(Horse Shoe)形のものはカナダ側から見ることができる。カナダとアメリカにそれぞれ一つずつ滝があって、アメリカ側からは写真にあるような横長タイプの滝だけ見ることができる。
ナイアガラの滝を見に行ったことのある誰もが、「カナダ側から見たHorse Shoeの方が迫力がある」と言う。この滝も迫力があって素晴らしいが、カナダ側からナイアガラを見るのが楽しみだ。