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New York Psychologist's Life

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Lawyers Orchestraを聴きにいこう!

探していたCossmannの楽譜を、運良くジュリアード音楽院の本屋で1冊発見したので、早速購入した。左手強化用としてBrinton先生に勧められた練習曲である。タイトルは"STUDIES for developing agility, strength of fingers and purity of intonation"。トリルを何度も反復するような曲のパターンが沢山載っている。指が鍛えられそうだ。

今まで沢山のチェロの先生の指導を受けてきて感じたことだが、プロの演奏家ほど、基礎的な練習を大切にして、曲の一つ一つを丁寧にこなしていると思う。いい音楽の陰に努力あり。私もがんばるぞ。

その後、Lawyers Orchestraのコンサートへ。Lawyers Orchestraは、ニューヨークのLawyerが中心になって結成された団体で、メンバーのうちの約半分がニューヨークでLawyerとして活動している。
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Lawyers Orchestraの団長はフルートを吹く女性で、New York City Law DepartmentのSenior Counselだ。このオーケストラは、the Association of the Bar of the City of New Yorkがスポンサーになっている。指揮者はJuilliard音楽院出身のDavid Bernard氏である。

私も先学期に、オーディションを受けてこのオーケストラへ入団し、12月のコンサートに出演して「新世界」などを演奏した。

今学期は練習日とコア科目の授業が重なってしまったので、しばらくオーケストラ活動を休止することにして、代わりに室内楽をすることにした。同じチェロパートに参加しているSIPAの友人の誘いを受けて、今期のLawyers Orchestraのコンサートを聴きに行くことにした。

※SIPA=School of International Public Affairs(コロンビア大学の公共政策大学院)

場所はいつもの通り、Fordham UniversityのThe Pope Auditorium。曲目は、リストのレ・プレリュード、サンサーンスのピアノ協奏曲第二番、ベートーヴェン交響曲第六番「田園」だった。

オーケストラで楽しそうに演奏しているメンバーを久しぶりに見ていると、とてもうらやましくなった。アマチュアオーケストラの演奏会を聴きに行くと、何故かいつも楽器が弾きたくなってうずうずしてしまう。秋にはまたオーケストラ活動を再開したいなぁ。。
by hicello | 2005-03-19 23:45 | 音楽
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