朝の6時半にSheratonホテルを出て7時に空港へ。Aero Condor航空で朝9時の便でリマを出て10時にクスコへ向かうはずだったが、悪天候のため10時半に出発した。現地に13時に到着。クスコは標高3360mもあるので、リマからの移動で一気に2000メートル以上の高さへ上昇したことになる。ここで激しく動き回ると重い高山病になる可能性があるので、「あまり激しく動かないように。」などと皆で声をかけ合って気を引き締めた。
空港の近くのお店でJu Heeがカラフルなデザインの帽子を購入した。とてもよく似合う。
今日は、クスコより高度の低いオリャンタイタンボにある宿へ直接向かう予定だったが、クスコの近くに有名な遺跡があるので、ドライバーに頼んで観光しながら行くことにした。
クスコは昔、インカ帝国の首都だった場所である。
丘の上に石づくりでオレンジ色の屋根の家が並んでいて、かわいらしい街だ。リマと比べると街の雰囲気が明るい感じがする。皆すっかりこの街が気に入ってしまった。
最初の目的地はサクサイワマン遺跡(Sacsayhuaman)。インカ帝国の要塞跡である。スペイン人征服者たちが攻めてきたときに戦場となり、インカ兵士が敗れた場所である。
1536年にスペイン人によって遺跡の大部分は破壊されてしまったと言うことだが、3層の石壁は昔のままの形で残っていてなかなか迫力があった。
Miwaと一緒に壁登りポーズ。一つ一つの石が大きくてびっくり。
民族衣装に身を包んだ子供たち。ペルーの街にはカラフルな服がよく映える。
次はケンコー遺跡(Qenqo)を観光した。ケンコー遺跡は宗教的な儀式が行われていた場所らしい。
岩を削って作られており、内部が洞窟のようになっている。
その後、3時間ほどかけてオリャンタイタンボへ向かう。のどかな風景が続く道を下っていく。4つの高い山が重なる谷間に夕日が落ちて、山の影が浮き上がって見えた。
オリャンタイタンボは小さくてのどかな田舎町だ。散歩しながらレストランを探す。CALLE VENTIDERIO通り沿いにGran Tunupaというレストランを見つけたので、ここで夕食をとることにした。
2種類のピザとチキン、ペルー名物チキンスープ(BISTE DE POLLO)を注文した。
食後に高山病予防の効果があるというコカ茶を飲む。このレストランは値段が安いわりにおいしくて良かった。