
中野坂上にある韓国料理屋さんへ行った。キムチビビンバを注文。こうして写真を撮ってみてふと気がついたが、日本のレストランのランチセットには、必ずメインディッシュの他に、サラダとデザートなどの小鉢がついてお盆に並べられている。アメリカではメニューは大体、単品で注文するので、写真にはお皿だけが一つポツンと写ることになる。
2つの国の料理の写真を見ていると違いが出ていて面白い。イメージで例えると、日本の料理はグループで集う仲間を表現していて、アメリカの料理は自立した個人を表しているようだ。
他にも日米の文化の違いでふと気がついたことがある。
ここ数日、通勤電車の中で企業のメンタルヘルスについての本を読んでいる。最近、日本ではうつ病やそれに伴う自殺が大きな社会問題となっている。
東京では電車のホームから線路へ飛び込み自殺をする人が多い。実際、都心では飛び込みによる人身事故で通勤電車に遅れが出ることはさほど珍しいことではない。一方、ニューヨークで生まれ育った友人に聞いたところ、ニューヨークの地下鉄で飛び込み自殺があったという話は、これまでに聞いたことがないという。
日本とアメリカの自殺の現状を調べてみた。現在の日本の年間自殺者数は3万人を越える数にのぼる。日本の年間自殺者は2003年は32109人となっている(厚生労働省)。一方、アメリカの2002年の自殺者数は31655人である(American Association of Suicidology)。
2004年の日本の人口は1億2768万人で、アメリカは2億9704万人である(United Nations)。アメリカの人口は日本の2倍以上であるにも関わらず、自殺者数は日本とほぼ同じ数である。むしろ日本の自殺者の数の方が増加傾向にあり、追い越しつつある。今回初めて調べてみて、自分でも驚きだった。
これは二つの国の文化や価値観の違いが大きく関係しているのではないだろうか。(続く)